「不妊」を考えるのはいつから?

不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

「不妊」を考えるのはいつから?

こんにちは。
神戸の老舗妊活サポート専門ショップながいきや本舗の店長で
不妊カウンセラーの松村恭子です。

ようこそ、妊活アドバイスブログへ!

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

生殖については、日本では主に「日本産科婦人科学会」の見解を「スタンダート」とします。

その会によって、不妊の定義は

「妊娠を望み2年以上夫婦生活を営んでいても妊娠できない場合」

とされていますが、この5月30日に「2年」を「1年」に短縮する案がだされ、理事会で承認されました。

今後、所属のドクターたちの意見をまとめ、8月には正式発表される予定です。

☆ NHKのニュースはこちら 

「不妊」の定義 2年から1年に短縮の案

なぜいままで2年だったのか?

実はアメリカなどの欧米諸国では、すでに「一年」とされています。
つまり、一年定期的にセックスをしても妊娠しなかったら「不妊かもしれない」ということです。

ではなぜ日本ではいままで「2年」だったのでしょう?

それは以前調査をしてみると、結婚2年以内に約90%が妊娠し3年以内に分娩していて
実際に長期にわたって避妊をしているカップルは意外と少ない、と思われていたからです。

でも最近は晩婚化が進み、赤ちゃんを望む方の年齢も上がっています。
「2年」としてしまうと、その間にどんどん妊娠できる力が下がっていってしまいます。

なので今回の日本産科婦人科学会の案は、現在の実情に合わせたものと言えますが
「案を出すのが遅い!」という感想も、あちらこちらから聞かれます。

みんな1年でいいの?

また「1年」というのも、あくまでも平均で
35歳以上の方の場合は「半年間」を目安にした方がいいと思います。

いずれにしても前提は「定期的な性交渉がある」ということ。
セックスレスで不妊かしら?とは思わないと思いますが(だって、どうしたって妊娠しませんから)
一ヶ月に1回でも、正直不十分ですね。

なぜなら、実は1回の性交渉で妊娠できる確率は20%だから。意外と低いのです。

なので、妊娠率をあげるには、回数が大事。

理想は週2-3回、それが無理なら、生理が終わってから一週間の間だけでも
2日に一回は性交渉を持つようにしましょう。

それを半年、ないしは一年やって、妊娠しない場合は
不妊治療専門クリニックで検査を受けましょう。

それもみんな「一年」では、正直厳しいです。

20代の場合は一年でもよいと思いますが
30代の場合は、半年過ぎた時点で検査だけでも受けたほうがいいし
40歳以上の方は、赤ちゃんが欲しいと思った時点で
まずは不妊治療専門クリニックで検査だけでも受けたほうがいいと思います。

もちろんパートナーも一緒に!(← ここ、大事です!)

そして自分やパートナーのからだの現状を把握するのです。

この現状把握は非常に大切です。

それからどうしたらいいか、は、この現状把握があってこそ。

ドクターは、その結果を踏まえて、これからの治療を提案されます。

不妊治療専門クリニックだからといって、すぐに体外受精や顕微授精になるとは
限りませんから、ご安心を!


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ながいきや本舗店長で日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラーの松村と申します。

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