不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

妊活ブログ:それでもまだ夜更かししますか?

こんにちは。神戸の「島」(!)にある老舗妊活サポート専門ショップながいきや本舗の店長で不妊カウンセラーの松村恭子です。

ようこそ、妊活アドバイスブログへ!

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

妊娠のためにすること、と言われて思いつくのが、クリニックでの治療やお薬、サプリメント、鍼灸などでしょうか。

でも何か忘れていませんか?もしかすると、それらよりももっと大切なことかもしれません。

それは「食事」「運動」「睡眠」です。

この3つを充実させることは、妊活のみならず、人間が健康に生きるためには必須事項。
中でも「睡眠」は、細胞の修復・再生が行われる、重要な時間です。

実は睡眠は、妊娠しやすいからだ作りにも大きく関わっています。

今回は、妊活と睡眠について、お話したいと思います。

3つのホルモン

睡眠中は、3種類のホルモンが分泌されます。
それが

◎メラトニン(眠りのホルモン)
◎成長ホルモン(回復のホルモン)
◎コルチゾール(目覚めのホルモン)

です。
この3つのホルモンそれぞれが、適切なタイミングで十分に分泌されるとぐっすり眠り、しっかり回復し、すっきりと目覚める、という理想的な睡眠となります。

ただ、それを実現するためには、規則的な正しい生体リズムが大切になります。

重要な自律神経のリズム

ヒトのからだには、いろいろな生体リズムが備わっていますが、中でも睡眠との関わりが深いのは、自律神経のリズムです。

ご存知の通り、自律神経には、

◎活動している時や昼間に活発になる交感神経
◎安静にしている時や夜間に働く副交感神経

の二つがあります。

これら交感神経と副交感神経のリズムが整っていると、血流や血圧、脈拍なども良好なリズムを刻み、睡眠中に分泌されるホルモンも正常に分泌されます。

睡眠中は副交感神経が優位になりますが、就寝時に交感神経が活発になったままだと、しっかり眠ることができません。

心配や不安などのストレスや、寝る前にパソコンやスマホを見たり、からだが冷えていたりすると、そうなりがちです。

妊活力アップにメラトニン

睡眠時に分泌される3つのホルモンの中でも、特に妊活に大切なのは「メラトニン」です。

メラトニンは、夜暗くなると分泌され睡眠を誘発するホルモンです。

山口大学医学部産婦人科の杉野教授の研究によると

・排卵過程において、酸化ストレスが生ずると卵の成熟を妨げる。

・メラトニンが卵胞内で抗酸化物質として働き、卵を保護している。

ということがわかり、実際に、卵子の質に悩む体外受精治療を受ける患者さんにメラトニンを投与すると、卵胞液中の酸化ストレスが軽減し、卵の質を改善させることができた、ということです。

メラトニンホルモンは強い抗酸化作用があることが既にわかっていますが、その力が卵子の酸化を防ぎ、卵子の質の向上・維持に貢献しているのです。

そのため、メラトニンのサプリメントを処方されるクリニックもありますが、メラトニンサプリメントは日本ではまだ認められておらず、摂る場合は、海外から個人輸入したものなりますので、正直、その安全性については保証されていません。

もちろん費用もかかります。

でももともと、夜になり暗くなれば出るホルモンです。

つまり、メラトニンを増やすためには、生活のリズムを整え、夜暗くなったら寝る生活をすればいいのです。

そのためには、寝る直前までスマホを見るのは止めましょう。

ブルーライトで交感神経が優位になって、寝られなくなってしまいます。

また、夜でも照明などで明るくしていると、メラトニンの分泌が抑制されます。
暗くして寝ることで、メラトニンがしっかりと分泌されます。

からだが冷えていると寝つきが悪くなるので、からだを温めることも有効です。

その他にも、睡眠中に分泌される成長ホルモンは、細胞の新陳代謝や組織の修復を高める役割があり、生殖ホルモンであるFSHやLHの分泌に関係しています。

もう一つの、起床時に量が増える目覚めのホルモンであるコルチゾールは、ストレスに対抗する働きがあります。

このように、睡眠と妊活は、実は密接な関係にあります。

それでもまだ貴方は、夜更かししますか?

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