不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

妊活ブログ:吸収型ってどういうこと??

こんにちは。神戸の「島」(!)にある老舗妊活サポート専門ショップながいきや本舗の店長で不妊カウンセラーのマツムラです。

ようこそ、妊活アドバイスブログへ!

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

最近、テレビCMでも「【○○型】コエンザイムQ10」と宣伝されていて、数年前に流行ったコエンザイムQ10ブームの再来か?という感じですが、存知の通り、ながいきや本舗オリジナル妊活サプリメント「タンポポQ10」と「イソラ」にも、コエンザイムQ10が配合されています

でも種類は【吸収型】。

同じコエンザイムQ10でも、CMで言ってる【○○型】とは少しその違います。

今回は、この「吸収型」が一般的なコエンザイムQ10とどう違うのか、みていきたいと思います。

コエンザイムQ10の問題点

コエンザイムQ10の問題点

コエンザイムQ10は脂溶性の補酵素です。

つまり「脂」なので水に溶けにくく分散しにくい、という性質を持っています。

そのため、口から摂っても腸での吸収がしにくく、実際はほとんど素通りして、そのまま出て行ってしまっているのです。

コエンザイムQ10はもともと体内で生成されますが、年齢とともにその量が減っていきます。

細胞を老化させないよう、ミトコンドリアが活発にエネルギーを産出するためには、このコエンザイムQ10が必要ですから、年齢が進むとコエンザイムQ10を口から補充することが大切になってきますが、吸収率が悪ければ、せっかく摂っても活用されず、もったいない!

そこで、なんとかして吸収率をアップしたいと研究・開発されたのが、コエンザイムQ10とγシクロデキストリンとの合体です。

シクロデキストリンって??

シクロデキストリン(cyclodextrin)は、「シクロ(cyclo=環状)」と「デキストリン(dextrin=オリゴ糖)」の合成語で、「サイクロデキストリン」、「環状オリゴ糖」ともいいます。原材料はじゃがいもやトウモロコシのでんぷんから作られており、100%天然素材で、とても安心です

では「γ(ガンマ)」というのは、どういうものでしょうか。

シクロデキストリンは、ブドウ糖が連なってできたオリゴ糖の両端がつながって「輪」になっています。

その輪の数が違うと、同じコエンザイムQ10でも性質や働きが違い、ブドウ糖が6つ結合して輪になったものを「α-シクロデキストリン」、7つ結合して輪になってものを「β-シクロデキストリン」、そして8つ結合して輪になってものを「γ-シクロデキストリン」と呼んで区別しています。

吸収型コエンザイムQ10に採用されている「γシクロデキストリン」は、大きさが約1ナノメートル(10億分の1メートル!)で、ふたと底のないカップ状の形状をしています。

そして、そのカップ状の内側は親油性(油になじみやすい性質)、逆に外側は親水性(水に溶けやすい性質)と、ひとつの物質の中に相反する2つの性質を併せ持っています。

そのため、水に溶けない油分をシクロデキストリンのカップに入れると、その内側は油分ですが、外側はカップの親水性なので、きわめてスムーズに水になじむことができるのです。

この、シクロデキストリンのカップに物質を入れることを「包接」と言います。

こうした、コエンザイムQ10を「“内側=親油性・外側=親水性”の二重構造をもつナノ粒子」というシクロデキストリンで「包接」することで、コエンザイムQ10の吸収性をアップすることに成功しました。

コエンザイムQ10の吸収性をアップすることに成功しました

【吸収型】のひみつ

【吸収型】のひみつ

このように、γシクロデキストリンでできた小さい小さいカップをたくさん用意し、その中にコエンザイムQ10を入れます。(これが「包接」)。

そして、γシクロデキストリンで小分けにしたコエンザイムQ10は、口から入り腸まで運ばれると、そのカップから飛び出し、腸管から吸収されることになります。

包接について

つまり、初めにご説明したように、コエンザイムQ10は脂溶性なので、そのままだと脂の大きな塊のため腸から吸収しにくいですが、γシクロデキストリンで包接されたコエンザイムQ10は小分けにされているので、脂といえども腸から吸収されやすい状態となっているのです。

そして、この「γシクロデキストリンで包接されたコエンザイムQ10」が【吸収型】コエンザイムQ10なのですね。

その吸収率を比較したところ、吸収型コエンザイムQ10は、通常のコエンザイムQ10に比べ約18倍、今よく耳にする「○○型」と比べても、「吸収型」の方が約4.5倍吸収します

「吸収型」の方が約4.5倍吸収します

単純に計算すると、「還元型 135mg」と「吸収型30mg」がだいたい同じ吸収量となり、これは正直、費用の面にも関係してきます。

同じ摂るなら、一番効率が良い、費用がかからないのが「吸収型」なのです。

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