不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

妊活ブログ:妊活再開の鍵は断乳

こんにちは。神戸の「島」(!)にある老舗妊活サポート専門ショップながいきや本舗の店長で不妊カウンセラーの松村恭子です。

ようこそ、妊活ブログへ!

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

ながいきや本舗は2001年オープンですので、今16年め。

この間、本当にたくさんの方にご利用いただいてきましたが、16年もやっていると「二人目の妊活をすることにしました。またよろしくお願いします!」と、再訪してくださる方も多くなってまいりました。

自分が年齢を重ねたことを自覚する瞬間でもありますが、また思い出して来ていただけるなんて、本当に本当に嬉しいことです。

また少しでもお力になれれば・・・と力も入ります。

また、妊活を再開される前にも、いつから再開したらいいの?

とご相談に来られる方もいらっしゃいます。

確かに、妊活再開のタイミングって、よくわからないですよね。

一年あけた方がいい、とか、産後すぐでも良い、とか、半年後から大丈夫、などいろいろな意見があるようですが、これといった万人に共通するセオリーはないようです。

ただ基準はあります。それが「断乳」です。

母乳が出るしくみ

母乳が出るしくみ

母乳を出すホルモンを「プロラクチン」と言い、「プロラクチンを分泌して母乳を出せ!」と命令する司令塔は脳の視床下部で、その司令を受けて、脳下垂体から分泌されます。

そのきっかけは、あかちゃんがおっぱいに吸い付くこと。

あかちゃんがおっぱいに吸い付くと、その刺激で視床下部はプロゲステロン分泌の指令を出します。

すると、脳下垂体からプロラクチンホルモンが分泌され母乳が出てくる、という仕組みです。

この視床下部は、プロラクチンだけでなく、他のホルモン分泌の司令も出します。中でも注目したいのが「FSH」と「LH」。

そう、もう皆様おなじみですね。

前者は卵胞刺激ホルモン、後者が黄体化ホルモン、でどちらも卵子の発育には欠かせないホルモンです。

つまり視床下部は、妊娠に関わるホルモンと子育て関わるホルモン、両方のボスなのです。

ただこのボス、心優しくて、まずはその人のからだ・命を第一に考え、無理はさせません。

妊娠も子育ても、女性のからだにとっては大きな負担です。

視床下部はからだを守ることが第一優先ですので、「妊娠も子育ても両立しろ!」なんて無理強いはしないのです。

ということは、妊娠準備中は卵子を育てるFSHとLHの分泌が優先され、子育て中は母乳を出すプロラクチンが優先される、という力配分になります。

なので、プロラクチンが分泌されている間は、FSHとLHの分泌は控えめになるので、卵子は排卵する大きさまで育ちません。

となると子宮内膜も厚くならないので月経も来ません。子育て優先です。

(ただその間、排卵までいかなくとも卵子は目覚め育ち、排卵にいたらず、そのまま消えていくので、数は減っていきます。)

ということは、逆に、子育てよりも妊娠準備を優先したい、という場合は、あかちゃんがおっぱいを吸い付く刺激をなくす→視床下部は子育て終了と判断→妊娠準備のFSHとLHの分泌司令を出す、という流れになり、また月経が始まり妊娠できる状態になります。

なので、妊活再開の鍵は「断乳」なのです。

なぜ断乳なの?

なぜ断乳なの?

ただし、完全に断乳をしなければ月経がこない、というわけではありません

赤ちゃんがおっぱいを吸う回数が減ると、視床下部の司令もFSHとLH分泌に振り分けられますので、卵子が育ち排卵する場合もあります。そのタイミングで性交渉をすると、そのまま一度も生理がないうちに次の妊娠をされる場合もありますが、やはり基本はまだ、視床下部は「子育て中」と判断しているので、プロゲステロンの方が優先で、妊娠のためのホルモンは二の次。

月経も不安定です。

よって、授乳を続けながら妊活を再開したい、としても妊娠できないわけではないが決して妊娠率は高くないので、ある意味非効率的、時間もお金ももったいない、と言えます。

特に、凍結してある受精卵の移植を考える場合、大切な受精卵ちゃんたちです、やっぱり万全の態勢でお迎えにいきたいですよね。

なので、妊活を再開する場合は断乳してから、がおすすめです。

なお、完全に断乳して3ヶ月経っても生理が再開しない場合は、一度ドクターに相談してみてください。

とはいえ断乳は、今腕の中にいる赤ちゃんに大きく関わることですし、自分のからだをコントロールすることでもあるので、そう簡単ではないかもしれません。

赤ちゃんと自分のからだとよく相談しながら進めてください。決して無理は禁物ですよ。

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