不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

妊活ブログ:2月4日は風疹の日

こんにちは。神戸の老舗妊活サポート専門ショップ「ながいきや本舗」店長兼不妊カウンセラーのマツムラです。

ようこそ、妊活ブログへ!

どうぞ最後までお付き合いくださいね。

さて、今回のテーマは「風疹」です。

明日2月4日が「風疹の日」とご存知でしょうか?

日本産婦人科医会が、東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年度までに風疹の流行をなくす国の目標達成に向け、「風疹ゼロプロジェクト」を始動すると発表し、2月4日を語呂合わせで「風疹の日」として、免疫がない人が多い30歳~50歳代男性らへのワクチン接種を呼びかけています。

妊娠中に風疹にかかると、胎児にも感染し、先天性心疾患、難聴、白内障などの「先天性風疹症候群(CRS)」を引き起こすリスクが高くなります。

特に、妊娠の早い時期ほど、発生リスクが高く症状も重くなります。でも妊娠中は、ワクチン接種ができません。

よって、妊娠を望む場合は、妊活中にワクチン接種をしておく必要があります。

風疹とは

風疹とは

風疹は「三日はしか」とも言われ、風疹ウイルスによっておこる、急性の発疹性感染症です。

潜伏期間は2-3週間で、主な症状として、発疹、発熱、リンパ説の腫れが見られます。

12年から始まった大流行では、障害を持った先天性風疹症候群の赤ちゃんが45人生まれたとの報告があります。

風疹の流行や先天性風疹症候群の赤ちゃんをなくすには、男女とも95%以上が免疫を持つ必要があるといわれています。

風疹にかかる人、かからない人

風疹は、一度感染すると体内に抗体ができ、二度と感染しない「終生免疫」を持っています。

ただし、免疫の持続期間は、自然感染で40-50年、ワクチン1回接種で10-20年と言われていますので、感染歴、ワクチン歴があっても、抗体があるか検査を受けた方が確実です。

また、1回の接種では、うまく免疫がつかないこともあるので、風疹ワクチン接種歴が1回の方は、ワクチンの接種をすすめられています。

特に、1979年4月2日-1987年10月1日生まれの女性(2017年1月現在で29-37歳)は、予防接種の制度が変更されたため接種率の低い世代となっていますので、注意が必要です。

なお、抗体を有する方が接種を受けても、全く差し支えはありませんので、抗体検査をしないでワクチン接種を受けても大丈夫です。

抗体検査とワクチン接種

抗体検査とワクチン接種

このように、風疹にかかるかかからないかは、抗体の有無によります。抗体を持っているかどうかは、抗体検査(HI法)でわかります。

検査の結果、抗体価が16倍以下の場合、十分な免疫がないと判断し、ワクチン接種がすすめられます。

妊活中にワクチンは接種できるの?

風疹のワクチンは生ワクチン(弱毒化した風疹ウィルス)です。

よって、妊娠中にはワクチン接種はできないので、妊娠前に接種することが必要になりますが、 妊娠の可能性のない月経中や直後の時期を選んで接種し、接種後は2ヶ月間の避妊を原則とします

そのため、接種後2ヶ月は、採卵を含め不妊治療は原則すべて中止となります。

妊活中の男性は?

不妊治療中に男性自身が風疹にかかっても、精子に影響を及ぼすことはありません。

また、男性がワクチン接種した後の避妊は、必要はありません。

妊娠中に気をつけること

妊娠24週までは人ごみを避ける

妊娠中に風疹ワクチンを接種されたため、胎児に障害がでたという報告はこれまで世界的にもないので、妊娠と知らずにワクチン接種をしても妊娠を中断する理由にはならないとされています。

ただ原則、妊婦さんはワクチン接種ができませんので、かからないよう防御する必要があります。

【妊娠24週までは人ごみを避ける】

妊婦さんの風疹が原因の、胎児の先天性風疹症候群は、妊娠の早い時期ほど発生リスクが高く、症状も重くなります。

排卵前や、妊娠20週以降かかっても、基本的に永続的な障害を残しませんが、念のため、妊娠24週頃までは、可能な限り人ごみを避け、子どもの多い場所への長居を避けるようにしましょう

特に妊娠12週未満の妊娠初期は要注意です。

【妊婦さんのご家族はワクチン接種を】

1987年10月1日以前に生まれた男性(現在29歳以上)は、制度変更のため、子供の頃の風疹予防接種率が低い世代です。まさに、妊婦さんの夫の世代です。

妊婦さんは接種ができませんので、旦那さんが外で風疹にかかって妊婦さんのいる自宅に持ち込むことがないよう、年齢に関わらず、旦那様は必ずワクチン接種を受けてください。なおその際には、麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)の選択をおすすめします。

麻疹(はしか)も流行することがあり、妊婦さんが麻疹にかかると流早産率が高く危険ですので、この機会に麻疹の抗体も獲得しておきましょう。

国立感染症研究所(NII)も、ポスターを作って風疹ワクチン接種の啓発活動をしています。
参考になさってください。

生まれてくる赤ちゃんのために「風しんワクチン」

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