不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

妊活ブログ:着床ができない時は

こんにちは。神戸の老舗妊活サポート専門ショップ「ながいきや本舗」店長兼不妊カウンセラーのマツムラです。
ようこそ、妊活ブログへ!

今回もぜひ最後までお付き合いくださいね。

さて今回は「着床」について取り上げます。

「なかなか着床が維持できない・・・」というお悩みは、ながいきや本舗でも度々寄せられます。

着床が維持できない、つまり着床障害の原因は、受精卵側、母体側、双方で挙げられます。

受精卵側の問題は染色体異常ですが、これは偶然性が高く、それを調べるには着床前診断が有効なのですが、残念ながら日本では、誰でも自由に受診できるわけではありません。

ドクターからも当事者の方からも、希望される声は多いのですが・・・なかなか現状は改善されません。

▼こちらもご参照ください。

妊活ブログ:着床前診断について【その1】

妊活ブログ:着床前診断について【その2】

着床前診断について

では母体側については、どうでしょうか。

リプロダクションクリニック大阪の松林秀彦先生のブログに、大変参考になることが書いてありましたので、ここで一部ご紹介させていただきます。

本論文は、正常胚が着床しない場合の可能性として、子宮内環境(着床環境)について述べたものです。

Fertil Steril 2016; 105: 841(米国)

要約:妊娠、出産が成功するためには、下記の条件が必要です。

1 適切な場所に胚が存在すること(胚の移植位置、胚が移動しない)

2 子宮内膜が着床できる状態であり、胚の成長速度と同期していること(着床の窓の一致)

3 子宮の形態や機能が適切であること

4 着床や胎盤形成を妨害する因子がないこと、着床に必要な因子の欠損がないこと

このような観点から、正常胚が着床しない子宮内膜側の要因として、下記のものが考えられます。

1. 子宮内膜症

2. 卵管水腫

3. 粘膜下筋腫

4. 慢性子宮内膜炎

5. 適切な位置へ移植できていない

6. 移植した胚が移動する

7. 着床の窓のズレ

8. その他

このうち、子宮内膜炎の検査については、こちらでもご紹介しておりますので、よかったらご参考になさってくださいね。

妊活ブログ:着床しないと思ったら慢性子宮内膜炎検査

また「卵管水腫」ですが、私は一瞬「着床と卵管って関係があるの?」と思ったのですが、実はしっかり関係があるようです。

それについては、こちらでご紹介しておりますので、よかったらご参照ください。

妊活ブログ:着床にかかわる卵管のはなし

「何回移植しても、なかなかうまくいかないのです・・・」というお声は本当に多いのですが、もしかするとまだやっていない検査があるかもしれません。

もう一度見直して、主治医の先生にご相談いただければと思います。

必ず道は開けます。大丈夫です!

参照:
松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ
https://ameblo.jp/matsubooon/

関連記事

  1. 妊活ブログ:赤ちゃんの健康は妊娠前の食生活から
  2. 妊活ブログ:あなた独りではありませんよ!
  3. 皆様へお願いです
  4. 妊活ブログ:出版記念講演会のご案内
  5. 妊活 秋の実りに向けての養生
  6. 妊活ブログ:なぜ排卵誘発剤を使うのですか?
  7. 妊活ブログ:からだを温める意味
  8. 妊活ブログ:東京最大規模の妊活イベントのご案内

新着記事

妊活ブログ

貴月先生コラム

こうのとり調査隊

こうのとり図書館

こうのとり川柳

こうのとり調査隊

PAGE TOP