炮製って知ってる?
たんぽぽの葉のエキスをお湯で抽出します。得られたエキスに熱と圧力を加えて濃縮し、各種カラムで繰り返し精製するとタンポポT-1(糖鎖)エキスが得られます。
この過程で炮製が起こり、タンポポの葉の特性が冷性から温性に変化します。
これまでに何千人もの方にタンポポ茶ショウキT-1をお飲みいただいていますが、体が冷える方はおられず、体は温まっています。
漢方薬に用いられる手法です。漢方薬の原料である自然の植物、動物、鉱物は、しばしば切・炙・蒸・椴・淬などの方法で炮製(炮炙ともいいます)してから使用されます。
炮製とは原料を加工処理することです。
その目的は
- 保存しやすくする。
- 製剤や服用を便利にする。
- 毒性や副作用を軽減する。
- 性能を改変し、特性を引き上げることです。
タンポポT-1エキスは「4.」の目的で炮製されています。
タンポポ以外にも、例えば鮮地黄(特に新鮮なもの)、生地黄(鮮地黄を乾燥させたもの)、熟地黄(生地黄を酒で蒸して乾燥を繰り返したもの)も炮製によって特性が変わります。性味については順に大寒から微温へ、甘苦から甘に変化します。効能も鮮地黄は清熱涼血、生地黄は補陰、熟地黄は補血と変化します。