妊活ブログ:生殖にまつわる小さな不思議 | ながいきや本舗妊活情報サイト

不妊カウンセラーマツムラの妊活アドバイス

妊活ブログ:生殖にまつわる小さな不思議

こんにちは。神戸の老舗妊活サポート専門ショップながいきや本舗の店長で不妊カウンセラーの松村恭子です。

ようこそ、妊活アドバイスブログへ!

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

今回は、生殖に関する「小さな不思議」を特集したいと思います。

実はよく知らなかったこと、今まで考えたこともなかったこと、など私自身がふと疑問に感じたことを調べてみました。

ご参考になれば幸いです。

女性の生殖器の大きさは?

女性の生殖に関する臓器について、その長さや大きさをご存知でしょうか。

赤ちゃんを授かるにあたって、とっても大切な器官です。ここで改めて知っておきましょう。

膣:前後に圧平された管状。長さは6-7cm

子宮:前後に圧平された西洋梨型 長さ約7cm 幅約4cm 厚さ約2.5cm 重さ約50g

卵管:長さ7-15cm 太さ3-10mm

卵巣:長さ約3cm 幅約1.5cm 厚さ約1cm 重さ4-7g

卵子:0.1mm

 

精子が出会いの場所までたどり着くまでの時間は?

精子の長さは約0.05mm。

卵子と精子が出会う場所は「卵管膨大部」という卵管の先端部ですので、先程見たように、子宮内腔7cm+卵管10cmとすると
わずか0.05mmの精子は、170mmの道を進まなければなりません。

もし人間が同じ距離だけ進むとすると約6キロとなり、かなりの道のりです。

その中を精子は、秒速35ー50μmで泳ぐといわれていますので、計算すると1時間ー2時間で卵管膨大部に到着することになりますが
実際にははっきりわかっていません。

 

精子は迷わないの?

1回の射精で一億ほどの精子が出て行くと言われていますが、ようやく子宮内に侵入できても待ち受ける白血球に攻撃され、多くの精子は死滅します。

しかも、子宮内膜のヒダは小さな精子にとって山あり谷ありの、デコボコの激しい道のりです。

そして、目指すべき卵管膨大部は左右両側にあります。排卵したのはどちらでしょうか。

実は排卵した卵子は、化学物質を発しています。その臭いに誘われて、精子は正しい方向を選択しているといわれています。

 

なぜ卵巣と卵管は離れているの?

人間の卵管と卵巣は離れています。

卵管の先端は「卵管采」といって、らっぱのように開いていて、卵巣から卵子が排卵すると、離れていた卵管采がじわっと卵巣に近づき
イソギンチャクがえさを取り込むように卵子を卵管内に取り込むと言われていますが、その詳細はまだ知られていません。

卵管は、よく見る図解図とは違い、実際には骨盤の形に沿って丸くカーブしているので、左右の卵管・卵管采は近い位置で向き合っています。

そのため時には、右の卵巣から排卵した卵子を、左の卵管采がキャッチすることもあります。

なので、片方の卵管が詰まっていたとしても、もう一つの卵管がキャッチして妊娠にいたることもあります。

ちなみに実は、人間以外の他の多くの哺乳類動物では、卵管と卵巣はつながっています。

なぜ人の卵巣と卵管が離れているか、はっきりした理由はわかっていませんが、もしかすると、一方の卵管になにか不具合があったとしても、一方の卵管でカバーできるようにという「リスク回避」なのかもしれません。

今回はここまでです。かなりささやかな疑問だったかもしれませんが、それでも少しは生殖の神秘さ・精密さを感じていただけたのではないでしょうか。

皆様も、もしなにか疑問があったら、ぜひお寄せください。調べてお答えさせていただきます。

また、ご自身の妊活について、ながいきや本舗が紹介しているサプリメントや医療機器などについて、など何かわからないことやご相談などありましたら、ぜひ、ながいきや本舗までお寄せください。

男女の不妊カウンセラーとサプリメントアドバイザーが常駐しております。

なんでも結構ですので、迷ったらすぐにお尋ねくださいね。

いつでもお待ちしております。

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